株式会社いつつ

将棋を学ぶ:はじめての将棋教室 2015年12月18日

あきこ先生の“はじめての将棋教室” ステップ1-1あいさつ

中倉 彰子

こんにちは。あきこ先生こと、女流棋士の中倉彰子です。今日から、子どものためのはじめての将棋教室をいつつブログで公開していきます。ちなみに、このシリーズはいつつ将棋教室「はじめての将棋教室」の講座と同じステップで進めていきます(^ ^)

一緒に将棋を学んでくれるのは、香ちゃん(かおり5歳)と、歩ちゃん(あゆみ8歳)の姉妹です。将棋大好きなおじいちゃまの誕生日にサプライズ一局を指せるよう、こっそり将棋を学びたいとのこと。皆さんもぜひ一緒にゼロから将棋を楽しんでくださいね。私も将棋を通じて姉妹にどんな成長があるのか、とても楽しみです〜。

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3つの礼

最初のレッスンはあいさつです。将棋には3つの礼(挨拶)があります
「お願いします」
「負けました」
「ありがとうございました。」
将棋をする人はみんなしっかり挨拶ができるんですよ。香ちゃん歩ちゃんのおじいちゃんだって、あきこ先生だって、有名な羽生先生だって、必ず「お願いします」と挨拶をして将棋を指し、「ありがとうございました」と挨拶をして終ります。元気よくきちんと言いましょうね。
「負けました」は、将棋では「投了」といいます。将棋は、この「投了」で一局(ひと勝負)が終わるゲームです。負けた人が負けを認めて勝負が終わるなんて珍しいゲームですね。他のゲームは時間で区切ったり審判が判断することが多いように思います。
将棋は二人いないと対局ができません。相手に感謝、そして、駒や盤道具に感謝の気持ちで挨拶をしましょうね。ふたりともとても良くできています。

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〜レッスン後〜

駒を積んだり崩したり、並べたり、まずは盤と駒に親しむところから始めてもらいました。積み木のような、パズルのような、はたまた文字をみるとトランプのような、アイデア次第でいろんな遊び方ができそうです。今日はあきこ先生にしっかり礼儀作法を教えていただきました。ピンと背筋が伸びて子どもたちの背が大きくなったようです。(ママ)

この場で行った将棋の駒と盤に親しみを持てるようになるためのゲームを別の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。

次回のステップ

さて、今回の “はじめての将棋教室” はいかがでしたでしょうか?次回は「駒の種類」について学びます

はじめての将棋手引帖が完成しました!

あきこ先生が作成した「はじめての将棋手引帖」が完成しました!将棋がまったく初めての方から始められる、解説と練習が一緒になった楽しい教材です。毎日のレッスンにあきこ先生の丁寧な動画解説がついていますよ。ぜひご確認くださいね。

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はじめての将棋手引帖全5巻セット

7,700円(税込)

商品番号:137341198

この記事の執筆者中倉 彰子

中倉彰子 女流棋士。 6歳の頃に父に将棋を教わり始める。女流アマ名人戦連覇後、堀口弘治七段門下へ入門。高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。2年後妹の中倉宏美も女流棋士になり初の姉妹女流棋士となる。NHK杯将棋トーナメントなど、テレビ番組の司会や聞き手、イベントなどでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、東京新聞中日新聞にて「子育て日記」リレーエッセイを2018年まで執筆。2015年10月株式会社いつつを設立。子ども将棋教室のプロデュース・親子向け将棋イベントの開催、各地で講演活動など幅広く活動する。将棋入門ドリル「はじめての将棋手引帖5巻シリーズ」を制作。将棋の絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん(講談社)」や「脳がぐんぐん成長する将棋パズル(総合法令出版)」「はじめての将棋ナビ(講談社)」(2019年5月発売予定)を出版。

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