株式会社いつつ

将棋を楽しむ 2015年12月2日

将棋道場は、子どもが大人と交流する貴重な場所

中倉 彰子

先日、長野の権堂将棋クラブにお仕事で行ってきました。そしたらなんとサプライズが!(写真) 彰子先生、いつつ設立おめでとうございます、とのメッセージが大きく。思わず、わーーーー!っと声を上げました。

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権堂将棋クラブは、おじいちゃんから子どもまで、楽しく将棋を指しています。私も将棋道場に通っていたので、いつも訪れるたびに懐かしい気持ちになります。 大人が子どもに教えたり、時にはその逆があったりと、年齢を問わずに楽しんでもらえる将棋。子どもたちの中には、そうやって大人に混じって、そして地元の期待を背負ってプロの道を志す子もいます。大人は大人で、その子の成長を見守り、そして喜ぶ。そういった関係が、道場にはあるんですよね。人と人とが出会う場。デジタルな世の中だけど、アナログだからこその価値とも言えると思います。

将棋道場。年々数が減っていると聞きますが、大人にとっても子どもにとっても貴重な場です。なんとか盛り上げていって欲しいですし、わたしもそれに貢献できればと思っています。

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この記事の執筆者中倉 彰子

中倉彰子 女流棋士。 6歳の頃に父に将棋を教わり始める。女流アマ名人戦連覇後、堀口弘治七段門下へ入門。高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。2年後妹の中倉宏美も女流棋士になり初の姉妹女流棋士となる。NHK杯将棋トーナメントなど、テレビ番組の司会や聞き手、イベントなどでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、東京新聞中日新聞にて「子育て日記」リレーエッセイを2018年まで執筆。2015年10月株式会社いつつを設立。子ども将棋教室のプロデュース・親子向け将棋イベントの開催、各地で講演活動など幅広く活動する。将棋入門ドリル「はじめての将棋手引帖5巻シリーズ」を制作。将棋の絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん(講談社)」や「脳がぐんぐん成長する将棋パズル(総合法令出版)」「はじめての将棋ナビ(講談社)」(2019年5月発売予定)を出版。

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