将棋を学ぶ:はじめての将棋教室 2016年1月8日
あきこ先生の“はじめての将棋教室” ステップ1-3 駒の種類
あきこ先生の “はじめての将棋教室” いつつブログで公開中!
初めての方も本将棋が指せるようになります。ステップは全部で3つ。(1ステップ:約10レッスン)ステップ1では、5×5の将棋盤と将棋の基本的なルールを学びます☆
前回のステップ
駒の種類
今日のレッスンは駒の動かし方です。将棋の駒は全部で8種類あります。
まずはその中でも一番重要な、「玉」(ぎょく)の動き方です。
「王様」「王」とも言います。将棋の駒は宝物で表されている駒も多いので、もともとは両方共「玉」(ぎょく)としていました。
歴史の中で変化し、「玉」と「王」おう、という二つで表すことになりました。
将棋のマナーとしては、「玉」(ぎょく)は、覚えたての方や年齢が下の方、「王」は、教える立場の方、年齢が上の方がもつのが、一般的です。
プロの対局でも、段位や先輩後輩の関係によって、「玉」「王」を使います。
玉は周りの升目の全てに動かす事ができます。
次は、守りや攻めの要である「金」「銀」の動きを覚えましょう。
金は「きのこ」の動きと見れば、覚えやすいと思います。他にはフライパンや卓球のラケットにも見えますね。
こんな風に、駒の動かし方を何かに例えると分かりやすいですよね。
そして銀は人が足を開いて立ち、ばんざいしているイメージです。私の教室ではアンパンマンの格好だと言う子が多いですよ。
金と銀は、お互いの動きを補っているんです。
金が行けない右下左下には銀がいける。銀が下に動かせないところを金が動ける、ということです。
インド発祥である将棋は、東西に広まり各国の文化と融合してチェスや中国将棋(シャンチー)タイ将棋(マークルック)など、多くの形に変わっていきましたが、日本の将棋の駒は、世界の他の将棋と違って、一つ一つの駒の動きが小さいと言われています。
それぞれの駒がそれぞれの特徴を活かして協力し合わないと王様を追いつめられないんですね。
協調性、チームワークを大切にする日本文化と融合してこのような形になったのかもしれませんね。
おっと話がズレました。香ちゃん、歩ちゃん、動きは覚えられましたか?
〜レッスン後〜
もうアンパンマン世代を卒業した…と思っていた、娘達が銀の動きを見て大喜び。
あきこ先生の前で、仁王立ち&ばんざいのポーズをしてくれました。
駒は漢字で書いてあっても、文字の形で覚えられるみたいです。とはいえ、まだまだ横に駒の動かし方が一覧になったものを横に置きながらちらちらチェックしていますが…(笑)(ママ)
次回のステップ
さて、今回の “はじめての将棋教室” はいかがでしたでしょうか?次回は、「駒の動きがかわる」について学びます☆
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あきこ先生が作成した「はじめての将棋手引帖」が完成しました!将棋がまったく初めての方から始められる、解説と練習が一緒になった楽しい教材です。毎日のレッスンにあきこ先生の丁寧な動画解説がついていますよ。ぜひご確認くださいね。
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