将棋を学ぶ:はじめての将棋教室 2016年4月23日
あきこ先生の“はじめての将棋教室” ステップ1-8王手の受け方
あきこ先生の “はじめての将棋教室” いつつブログで公開中!
初めての方も本将棋が指せるようになります。ステップは全部で3つ。(1ステップ:約10レッスン)ステップ1では、将棋の基本的なルールを学びます☆
前回のステップ
ステップ1-8 王手の受け方
あきこ先生:前回は、二人とも上手に王手をかけることができましたね。
かおり:はい!王手をかけるのって楽しい〜。
あきこ先生:ニッコリ(^^)それは良かったです。では今度は、玉の方を持ってみましょう。
かおり:えーー。ちょっとやだな〜。玉を取られたら負けになっちゃうし……。
あきこ先生:そうだね。でも「王手」の受け方もしっかり勉強すれば大丈夫ですよ。
あゆみ&かおり:はい!
1. 逃げるの術
あきこ先生:これは王手になっていますか?
かおり:はい、歩で王手になっています。
あきこ先生:そうですね。かおりちゃんよくわかりましたね。
さ、今度は、この「王手されたらどうするか。」を考えていきますよ。あゆみちゃんどうするかな?
あゆみ:うーん・・・。横に逃げる!
あきこ先生:いいですね!相手の歩が動けない場所に逃げるといいですね。例えばこの図は?
かおり:うーん。ここかな
あきこ先生:うまく逃げたけど、そこは「相手の金が動けるマス」だから、玉が取られてしまうね。
かおり:あ、そうか……。
あきこ先生:さーどこに逃げるのがよいかな? ここはどう?
かおり:そうか!金はななめ下にはいけないもんね。
あきこ先生:正解!相手の駒が動けないマスに逃げるのが正解です。 王手をされたら、逃げるの術でした。
2.取るの術
あきこ先生:この図をもう一度見てみて。
あゆみ&かおり:じーーー。
あきこ先生:「逃げるの術」以外にでも、何か忍術、あ、違った(笑)何か良い方法がありそうだよ。考えてみて。
あゆみ:うーん。あ!この歩をとっちゃうのは?
あきこ先生:あゆみちゃんするどい!そうですね。この歩をぱくっと取ってしまうことができるね。「王手をした駒」を取ってしまう!という方法だね。 題して「取るの術!」さてこの問題はどうかな?
かおり:「取るの術」でこの銀をとっちゃう。
あきこ先生:あれ?かおりちゃん、大丈夫かな?うしろに……。
あゆみ:あ、歩で取られちゃうよ!
あきこ先生:そうだね。駒を取るときは、その後自分の駒が取られないか確認が必要だね。
かおり:(^^;)
あきこ先生:この場合は「逃げるの術」でこのように逃げたほうがよいね。
今回は「王手の受け方」を勉強しましたね。
あゆみ&かおり:はい!「逃げる術」と「取るの術」
あきこ先生:そうですね。「王手」をされても、慌てず騒がず、この方法で解決していこうね。
次回のステップ
さて、今回の “はじめての将棋教室” はいかがでしたでしょうか?次回は、「詰み」について学びます☆
はじめての将棋手引帖が完成しました!
あきこ先生が作成した「はじめての将棋手引帖」が完成しました!将棋がまったく初めての方から始められる、解説と練習が一緒になった楽しい教材です。毎日のレッスンにあきこ先生の丁寧な動画解説がついていますよ。ぜひご確認くださいね。
詳しい商品説明はこちら!
株式会社いつつの無料メールマガジンでは、子どもと将棋をする際に役立つ情報をどんどん発信中です。是非ともご登録ください。
関連記事
いつつへのお仕事の依頼やご相談、お問合せなどにつきましては、
こちらからお問い合わせください。