株式会社いつつ

将棋を学ぶ:はじめての将棋教室 2016年3月11日

あきこ先生の“はじめての将棋教室” 〜ピシっと駒を指す/打つ方法

中倉 彰子

駒をピシッと指す方法

ピシっと指せたら/打てたらかっこいいですよね。練習してみましょう。

まずは、3本(人差し指、中指、薬指)で駒を挟みます。

親指で支えながら、人差し指(駒の下)&中指(駒の上)の2本に持ちかえます。

そしてピシっと、盤に打ちつけます。最初は「ぺちょっ」となってしまうかもしれませんが、そのうちにだんだんいい音がしてきますよ〜。

手前に自分の駒があるときは、その駒の上をすべらせるようにして、指します/打ちます。

駒を3本指で持つ
駒を3本指で持つ
駒を2本指でうつ
駒を2本指でうつ

この手つき、練習してみましょう。

以前わたしが映画監修した「とらばいゆ」にて女流棋士役の女優さんに指導したことがあります。

最初はとても難しそうにしていましたが、さすが女優さん。数日たつにつれて、とても上手になりました。

駒を持ちあるいて、スキマ時間に練習していたとか。皆さんも練習してみてくださいね。

ピシッと打ちつけます
ピシッと打ちつけます

〜レッスン後〜

あきこ先生が打つと、手先の動きがとても美しくて見とれてしまいました。ぴしっと良い音がして、引き締まる感じです。

娘達もなんとか真似をしようとするのですが、なかなかうまくいかず悪戦苦闘…。

できた〜!できない〜!変な音した〜!と、とっても盛り上がりました(笑)

次回のステップ

さて、今回の “はじめての将棋教室” はいかがでしたでしょうか?次回は、「oute」について学びます☆

はじめての将棋手引帖が完成しました!

あきこ先生が作成した「はじめての将棋手引帖」が完成しました!将棋がまったく初めての方から始められる、解説と練習が一緒になった楽しい教材です。毎日のレッスンにあきこ先生の丁寧な動画解説がついていますよ。ぜひご確認くださいね。

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この記事の執筆者中倉 彰子

中倉彰子 女流棋士。 6歳の頃に父に将棋を教わり始める。女流アマ名人戦連覇後、堀口弘治七段門下へ入門。高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。2年後妹の中倉宏美も女流棋士になり初の姉妹女流棋士となる。NHK杯将棋トーナメントなど、テレビ番組の司会や聞き手、イベントなどでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、東京新聞中日新聞にて「子育て日記」リレーエッセイを2018年まで執筆。2015年10月株式会社いつつを設立。子ども将棋教室のプロデュース・親子向け将棋イベントの開催、各地で講演活動など幅広く活動する。将棋入門ドリル「はじめての将棋手引帖5巻シリーズ」を制作。将棋の絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん(講談社)」や「脳がぐんぐん成長する将棋パズル(総合法令出版)」「はじめての将棋ナビ(講談社)」(2019年5月発売予定)を出版。

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