将棋を楽しむ 2016年7月28日
家族みんなで楽しめる将棋の魅力
少し前に「ALWAYS 〜3丁目の夕日〜」という邦画が流行しましたよね。
夕食どきに家族みんなでちゃぶ台を囲むような昭和レトロなシーンが多くの日本人の心にノスタルジーを呼び起こしました。
しかし昨今では、核家族化などの影響により、こうした家族間でのアナログなコミュニケーションの機会がめっきり減少していると言われています。
私個人としてはこうした現象を少し寂しく思ったりするのですが、皆さんはいかがでしょうか?
家族どうしで向かい合ってささいなことをおしゃべりするという時間は、家族にとってとても大切なものだと思います。
さてここで話が変わるのですが、私は将棋こそ稀薄化しつつある家族間のコミュニケーションを再構築する救世主だと思うのです。(少し言いすぎかもしれませんが、笑)
例えば、将棋は頭脳の勝負ですので、年齢差や体力差を気にすることなく遊ぶことができますし、ルールが少しだけ複雑ですが、パパやおじいちゃん・おばあちゃんの多くがルールを知っているため、子どもたちや孫に手ほどきしてあげることができます。また、レベル差があったとしても「駒落ち」によってハンデを付けることによって、真剣勝負をすることも可能ですし、大がかりな準備も必要ありません。
将棋ほど家族間のコミュニケーションにうってつけのツールはありません!!(これも言い過ぎかもしれませんが、笑)
そこで今回のいつつブログでは将棋を使った家族のコミュニケーションを見てみたいと思います(^ ^)
ママと子どもで一緒に将棋をはじめる
「将棋をすれば頭が良くなる!」ということが盛んに言われる今日この頃ですが、ママの多くは「私がやったことないことを子どもにやらせるのはなあ…」と思っているのではないでしょうか?
実際に将棋の競技人口は男性の方が多いですし、一般的にも「男性がやるもの」というイメージがあるのかもしれません。
でも、「やったことないからこそ、子どもと同じ土俵で一緒に始められる!」と考えることもできると思います。
一緒にステップアップしていく仲間がいるというのは、入門のつまずきを軽減するうえでも大きな意味がありますし、何より「これはこういう動きでいいのかな〜?」、「そうじゃないんじゃない!?」、「あーこっちだった〜!」というようにわちゃわちゃと子どもと楽しい時間を過ごすこともできます。
子どもと一緒に、同じレベルから取り組んでいき、レベルアップしていく経験を共有できる習い事は、それほど多くないでしょう。こういったことも将棋の魅力だと思っています。
ちなみに、ママが息子と一緒に将棋を楽しむようになっていく過程を描いた漫画「ひらけ駒」はとってもゆる〜くて面白いのでオススメします。
パパに戦術を教えてもらう
基本的なルールがだいたい押さえられたら、次はパパの出番です。「子どもの時、ちょっとやってたよ〜懐かしいな〜」という方はたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。棒銀や四間飛車といった戦法ができる人も少なくないですよね。
基本的なルールがわかったとしても、「どこを動かすのが良いか」、「どこから攻めるべきか」といったことを理解するには時間がかかるでしょう。パパは、そういったことについて、対局をとおして、子どもに見せてあげることができると思います。
パパにとっても、一緒に将棋を指すことをとおして、子どもが成長していく姿を見守ることができることはとても大きなことだと思います。日ごろ仕事が忙しくてそれほどおしゃべりする機会がなくても、将棋を指している時には、少しだけでも「今日何か楽しいことあった?」といったことをおしゃべりできますよね。
でも、将棋に熱くなりすぎてボロボロに負かしてしまったり、「練習が足りない!」と強くいってしまわないよう、上手に負けてあげたり、指し手を褒めてあげたり、という部分に気をつけてくださいね(笑)。
おじいちゃんと駒落ちで対局する
久々に会うおじいちゃんと将棋で真剣勝負!!ということも楽しいと思います。ご高齢の方は経験を積んだ分将棋お上手ですからね(^ ^)
日本の伝統文化でもある将棋は、おじいちゃん世代の方との会話のきっかけとして非常にいいものだと思います。緊張感ある雰囲気ながらも、将棋をとおすことで楽しいおしゃべりのきっかけになると思います。
また、おじいちゃんからしてみても孫と真剣勝負することができれば、きっと嬉しいと思うんですよね。なので子どもたちは普段のママ・パパとの練習の成果をここで見せつけちゃいましょう(笑)
過去のいつつブログでも、様々な世代を超えてできることが将棋をはじめることの魅力のひとつとしてお伝えさせていただいてるのですが、将棋をすることで、家族みんなが同じ時間を楽しむことができるんじゃないかなと思います(^ ^)
将棋で家族のコミュニケーションを取りたくなったら、いつつのオンラインショップ「神戸の将棋屋さんいつつ」まで( ^∀^)
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